広報誌タイトルは、伊藤博前医院長がみずからのネーミングによるもので、患者さま一人ひとりに対しで職員全員が、犀川の清き流れの如く澄んだ気持ちで穏やかに思いやりを持ちながら対応させて頂ければと考えております。
◆最新巻のご案内◆
○平成18年07月15日発行 第5巻2号
◇バックナンバー
過去の広報誌「清流」がご覧いただけます。以下のタイトルをクリックしてください。
PDFでご覧いただけます。
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○平成18年04月15日発行 第5巻1号
○平成18年01月15日発行 第4巻4号
○平成17年10月15日発行 第4巻3号
○平成17年07月15日発行 第4巻2号
○平成17年04月15日発行 第4巻1号
○平成17年01月15日発行 第3巻4号
○平成16年10月15日発行 第3巻3号
○平成16年07月15日発行 第3巻2号
○平成16年04月15日発行 第3巻1号
○平成16年01月15日発行 第2巻4号
○平成15年04月30日発行 No.5
○平成14年08月30日発行 第2巻1号
○平成13年12月01日発行 第1巻3号
○平成13年08月01日発行 第2巻
○平成13年05月01日発行 第1巻/創刊号

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○平成13年05月01日発行 第1巻/創刊号
年間を通じて、病院では肺炎で入院なさる方が絶えることがない状態です。
このように肺炎はありふれた疾患で1,000人あたり年間15人が罹患すると云われています。
肺炎は肺に何らかの病原微生物が侵入し急性の炎症をきたした状態ですが、炎症を起こしサインとして発熱、咳、痰、胸痛、呼吸困難などの症状が現われます。白血球数とCRP及び胸部X線写真(CT検査ではより明瞭正確に肺炎の状態が判る)で異常の陰影が認められ診断が確定できます。
高齢化等の影響もあり肺炎に罹患する人が増加し、多くの抗菌薬の開発にもかかわらず、死亡率も高く(年間8万人死亡、死亡順位4位、85歳以上の男性では死因の第2位)極めて重要な疾患です。臨床の場では肺炎の診断に際し、治療薬が異なってくることがありますので、まず病原の微生物が細菌か、細菌以外かを区別します。
細菌では肺炎球菌が最も多く、インフルエンザ菌、ブドウ球菌、肺炎桿菌、モラキセラ・カタラーリス、時に緑膿菌、レジオネラ等が病原になります。そしていずれも抗生物質が効かない菌が増加しております。細菌以外ではマイコプラズマやクラミジア等による肺炎は、最近による肺炎に比べると比較的治りやすいと考えられます。予防的に肺炎球菌ワクチンを接種することが増えていますが、このワクチンでは全ての肺炎が予防できるわけではありません。抵抗力が弱い人、衰弱している人、誤嚥しやすい人、逆流性食道炎のある人等は肺炎にかかりやすく、重症化しやすく、また治りにくいので注意が必要です。
治療には病原微生物を確認し、抗生物質に対する感受性を検査して、最も適した薬剤を選択使用することを目指しますが、困難な場合が少なくありませんので、医師の豊富な経験が役立ちます。重傷者には免疫グロブリンの注射や2~3種類の抗生物質を併用せざるをえない場合もあります。
大切な事は重症化しないうちに適切な治療を開始することだと思います。
このように肺炎はありふれた疾患で1,000人あたり年間15人が罹患すると云われています。
肺炎は肺に何らかの病原微生物が侵入し急性の炎症をきたした状態ですが、炎症を起こしサインとして発熱、咳、痰、胸痛、呼吸困難などの症状が現われます。白血球数とCRP及び胸部X線写真(CT検査ではより明瞭正確に肺炎の状態が判る)で異常の陰影が認められ診断が確定できます。
高齢化等の影響もあり肺炎に罹患する人が増加し、多くの抗菌薬の開発にもかかわらず、死亡率も高く(年間8万人死亡、死亡順位4位、85歳以上の男性では死因の第2位)極めて重要な疾患です。臨床の場では肺炎の診断に際し、治療薬が異なってくることがありますので、まず病原の微生物が細菌か、細菌以外かを区別します。
細菌では肺炎球菌が最も多く、インフルエンザ菌、ブドウ球菌、肺炎桿菌、モラキセラ・カタラーリス、時に緑膿菌、レジオネラ等が病原になります。そしていずれも抗生物質が効かない菌が増加しております。細菌以外ではマイコプラズマやクラミジア等による肺炎は、最近による肺炎に比べると比較的治りやすいと考えられます。予防的に肺炎球菌ワクチンを接種することが増えていますが、このワクチンでは全ての肺炎が予防できるわけではありません。抵抗力が弱い人、衰弱している人、誤嚥しやすい人、逆流性食道炎のある人等は肺炎にかかりやすく、重症化しやすく、また治りにくいので注意が必要です。
治療には病原微生物を確認し、抗生物質に対する感受性を検査して、最も適した薬剤を選択使用することを目指しますが、困難な場合が少なくありませんので、医師の豊富な経験が役立ちます。重傷者には免疫グロブリンの注射や2~3種類の抗生物質を併用せざるをえない場合もあります。
大切な事は重症化しないうちに適切な治療を開始することだと思います。
(伊藤 博記)